ギンバネヒメシャク(銀翅姫尺) シャクガ科ヒメシャク亜科
出現期:6月〜7月(**越冬)開張 25〜30mm

夜行性で昼間は薄暗い林の下草などに隠れている小さな蛾です。
ミジンキヒメシャク(微塵黄姫尺) シャクガ科 ヒメシャク亜科
出現期:6〜9月 開張:11〜15mm

ナミスジチビヒメシャクにも似ていますが、横線模様の様子からミジンキとしました。
ミジンの名は一円玉で隠せるほど小さいことからでしょう。

(掲載:2014.2)
ベニスジヒメシャク(紅筋姫尺) シャクガ科ヒメシャク亜科
出現期:5月〜9月(**越冬)開張 23mm前後

赤い筋の入った小さな蛾です。草地で見ました。
夜間に花の蜜を吸います。幼虫はタデ科のイヌタデなどを食べます。

マエキヒメシャク(前黄姫尺) シャクガ科 ヒメシャク亜科
出現期:4〜7月 8〜9月 開張: 春型24〜30mm 夏型20〜25mm

後翅が角張っているのが特徴です。
幼虫はスイカズラ、ヤナギ、ノイバラなどで育ちます。

(掲載:2014.2)
フタナミトビヒメシャク(双波鳶姫尺)シャクガ科 ヒメシャク亜科
出現期:4〜8月 開張:19〜24mm

トビ色のシャクガの意味です。幼虫の食草として園内ではニガナ、カタバミ、ホトトギス、ノイバラなどがありますが、発見は一度だけです。小さくて見逃しやすいかもしれません。

(掲載:2014.2)
  ナミスジチビヒメシャク(波筋ちび姫尺) シャクガ科ヒメシャク亜科

出現期:5月〜9月2回発生(*越冬)  開張:13〜15mm

小さな餓ですが、似た種が多いです。波線の流れ他で判定しました。
(掲載:2020.5)
  ウスキヒメシャク(薄黄姫尺) シャクガ科ヒメシャク亜科

出現期:6月〜10月2回発生(*越冬)  開張:14〜19mm

前後の翅の一対づつの黒点が目立ちます。ライトトラップにやって来ました。枯れ葉で育ちます。

(掲載:2020.5)
   クスアオシャク(楠青尺) シャクガ科アオシャク亜科

出現期:6月〜10月(*越冬)  開張:約35mm

一度だけ茂みでの出会いで良い写真が撮れていません。クスノキで育ちます。

(掲載:2020.5)
ヒロバツバメアオシャク(広翅燕青尺) シャクガ科アオシャク亜科
出現期:6月〜7月(**越冬)開張 30mm前後

夜行性で昼間は薄暗い林の下草などに隠れている小さな蛾です。
幼虫はモモ、サクラなどを食べます。
ウスバフユシャク(薄翅冬尺)シャクガ科フユシャク亜科
成虫出現期:1月〜2月(成虫〜卵越冬)
♂開張 21〜30mm ♀体長9-10mm(無翅)

止まった体長2cmほどの小さな蛾です。♂は真冬の夕方から夜にかけて飛びます。♀は翅が退化していて飛ぶ事は出来ず、♂が♀を見つけて交尾すると、♀は直ぐに場所を見つけ産卵します。冬にだけ活躍するこの蛾の仲間を冬尺蛾と言いますが、驚くべき生態です。
当公園では1月下旬から2月にかけて草地広場西側の桜の木の辺りで見ることが出来ます。
幼虫がサクラ(バラ科各種)やコナラ(ブナ科各種)、カエデなどを食べるので、そこに交尾・産卵に集まります。
写真はヒイラギモクセイの垣根で翅を開いた♂です。


(2009.12 写真追加)
交尾中です。上側が♀で翅がありません。

(2009.12 写真追加)
クロテンフユシャク(黒点冬尺) シャクガ科 フユシャク亜科
出現期:12月〜3月(成虫越冬)
開張:22mm〜31mm ♀体長:9〜11mm(無翅)

冬に羽化し活動するフユシャク蛾の仲間です。♀は翅がありません。幼虫はクヌギ、コナラ、クリなどで育ちます。

(掲載:2009.12)

   クロバネフユシャク(黒翅冬尺) シャクガ科フユシャク亜科

出現期:1月〜3月(成虫越冬)  開張♂:約40mm

当公園では♂と♀が各1頭づつ記録されていますが少ないです。クヌギ、コナラで育ちます。♀の翅は退化しています。
(掲載:2020.5)
   同 上

♂は三井の森公園で撮影しました。こちらでは少なくないです。

クロスジフユエダシャク(黒筋冬枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:12月(成虫〜卵越冬) 開帳:♂17〜19mm ♀翅が退化

最初に現れるフユシャクガの仲間です。日中飛びます。止まると翅に一直線の筋があります。雌の翅はごく短く退化しています。
幼虫はクリ、コナラ属の若葉が開く頃に孵化して食べ育ちます。
(掲載:2013.3)
シロフフユエダシャク(白斑冬枝尺)シャクガ科エダシャク亜科
出現期:2月〜4月(成虫越冬)
♀体長7〜10mm(翅はごく短い)

冬シャクガの仲間は真冬にだけ現れる驚きの蛾です。♀には翅が無く、♂は寒い夜間に♀を見つけに飛び回ります。幼虫はクヌギ類を食べます。柏の宮公園でも少ないながら生息しています。

(掲載:2010.2)
同 上 ♂ 開張 22〜30mm


柏の宮公園の日本庭園のシデの幹にて見つかりました。
(写真追加:2014.2)
   チャバネフユエダシャク(茶翅冬枝尺) シャクガ科エダシャク亜科

出現期:11〜12月(卵越冬)開張:♂約45mm

区内では稀なフユシャクガの仲間です。サクラを食べていた幼虫だけが早春に見つかりました。

(掲載:2016.11)
   同 上(成虫)
 
生田緑地での交尾写真を載せます。♀は翅がありません。
柏の宮公園での成虫との出合いが楽しみです。


(掲載:2016.11)
ヒロバフユエダシャク(広翅冬枝尺)シャクガ科 エダシャク亜科
出現期:2〜3月 開張:♂33〜40mm

2月に入る頃出てくるフユシャクガです。♂は他の種に比べるとやや大きめです。♀には小さな翅がありますが飛べません。
柏の宮公園ではたいへん少ない種です。
幼虫はクリ、クヌギ類やサクラ類で育ちます。
(掲載:2014.2)
   ヨモギエダシャク(蓬枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5〜9月(蛹越冬) 開張:約50mm

大きなシャクガです。幼虫がヨモギを食べることからの名前ですが、クワ、ミカン、キク、コスモスなど幅広く食べます。

(掲載:2016.11)

シロテンエダシャク(白点枝尺)シャクガ科エダシャク亜科
出現期:3月〜5月、 8月〜9月 開張:33mm〜43mm

前翅の左右に白い紋があります。冬の終わりから早春にかけてフユシャクガに入れ代わるように出てきます。
幼虫はウラジロガシやクリ、フジなどで育ちます。
(2010.2 種名訂正)
マエキトビエダシャク(前黄鳶枝尺)シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5月〜7月(蛹越冬)開張 21〜28mm

中型のユニークな模様の蛾です。幼虫の食草はイヌツゲです。
マエキオエダシャク(前黄尾枝尺) シャクガ科 エダシャク亜科
出現期:4月 6月〜8月(**越冬) 開張:23mm〜26mm

小さく葉の裏に止まるなど目立たない蛾です。幼虫はイヌツゲ、アオハダ、クロガネモチ、ケヤキなどを食べます。

(掲載:2009.12)
モンオビオエダシャク(紋帯尾枝尺) シャクガ科 エダシャク亜科
出現期:4月〜5月 (**越冬) 開張:26mm〜27mm

3月末に見かけました。春先の蛾です。幼虫はイヌツゲを食べます。

(掲載:2009.12)
ウスアオエダシャク(薄蒼枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5月〜7月(*越冬) 開張:25mm〜27mm

写真の個体は薄黄色ですが、薄い緑色のものも居るので、ウスアオの名前が付いたと思われます。幼虫はコナラ類を食べます。
(掲載:2011.1)
ウスオエダシャク(薄尾枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5月〜9月 開張:25mm〜28mm
小さな蛾で翅を開いて止まります。オエダシャクは
後翅の後縁の一部がやや尖る仲間ですが、ウスオ〜は尖りがほとんどありません。
幼虫はヤマハギ、メドハギ、ヤハズソウなどで育ちます。
(掲載:2012.1)
チャエダシャク(茶枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:11月 開張:39mm〜45mm

年一回11月に出現する蛾です。
幼虫はチャ、ブナ科、バラ科などを食べます。

(掲載:2012.1)
フタヤマエダシャク(双山枝尺)シャクガ科 エダシャク亜科
出現期:5 〜9月 開張:31〜39mm

アカマツで幼虫が育ちますが、その幹に止まっていました。
かなり色合いが似ていて、隠ぺいとなっています。

(掲載:2014.2)
ツマジロエダシャク(褄白枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:6月〜11月 開張:33mm〜40mm

特徴のある翅の形で前翅の先に白っぽい紋があります。
幼虫はクスノキなどで育ちます。

(掲載:2012.1)
ウスバミスジエダシャク(薄翅三筋枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5〜8月 (幼虫越冬) 開帳:32〜44mm

前翅、後翅にそれぞれ一つの大きめの紋があることで、この種としました。翅の個体変異が大きく同定が難しい種です。
幼虫はコナラ属、ヤナギ科、クルミ科など幅広く食べます。
(掲載:2013.3)
ウメエダシャク(梅枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:6月 (幼虫越冬) 開帳:35〜45mm

6月に長距離を飛び去るのを見ます。発生期間が短く、まだ写真が撮れてないので、区内で撮った写真を載せます。
幼虫はウメ、モモ、サクラ、エゴノキなどを食べます。
(掲載:2013.3)
ウスキツバメエダシャク(薄黄燕枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5〜11月(幼虫越冬)開張:約50mm

大きくおしゃれです。クヌギ、エノキ、ケヤキなどで育っていそうですが、成虫を見ることは稀です。

(掲載:2016.9)
クロクモエダシャク(黒雲枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:5〜9月(蛹越冬)開張:約40mm

林の蛾で樹液などに来ます。ヒノキなどで育ちます。

(掲載:2016.9)
ツマキリウスキエダシャク(褄切薄黄枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現期:4〜10月(*越冬)開張:約35mm

翅の先が切れた感じで、こげ茶色の紋があります。エゴノキが食樹です。

(掲載:2016.9)
ユウマダラエダシャク(夕斑枝尺) シャクガ科エダシャク亜科
出現2化:5〜10月(幼虫越冬)開張:約22mm

マサキで育ち、その周辺を飛ぶところを見かけることが多いです。

(掲載:2016.9)
  フタテンオエダシャク(二点尾枝尺)シャクガ科エダシャク亜科

出現期:5月〜9月(*越冬)  開張:25〜27mm

後翅の下側に黒点が一対あります。この写真はその上側にも黒点がありヨツテンに見えます。ネムノキで育ちます。

(掲載:2020.5)
   ソトシロオビナミシャク(外白帯波尺)シャクガ科ナミシャク亜科

出現期:5月〜11月(*越冬)  開張:14〜20mm

個体変異が多く白帯が緑掛かる比率も多いようです。
ツツジ、ヒサカキの花を食べて育ちます。

(掲載:2020.5)
  イチモジフユナミシャク(一文字冬波尺)シャクガ科ナミシャク亜科

出現期:12月〜1月(成虫〜卵越冬)  開張♂:16〜22mm

早くに発生するフユシャクガです。昼間に桜の幹で見つかりましたが、当公園では稀で、区内でも少ないです。サクラなどで育ちます。

(掲載:2020.5)
ウスミドリナミシャク(薄緑波尺)シャクガ科ナミシャク亜科

出現期:9〜11月 開張:23〜26mm

秋に出る小さな蛾で、大木にピタと貼りついて止まり近づいても動かないので見落とします。前脚を前に出し、触角も独特です。幼虫はイヌマキなどを食べます。
ナミシャクは波状の線を持つものが多い仲間です。

フタトビスジナミシャク(双鳶筋波尺) シャクガ科ナミシャク亜科
出現期:4月〜5月 9月〜10月(*越冬) 開張:18mm〜23mm

濃いトビ色の筋が二本あるナミシャク。草地の木の幹に止まっていました。
(掲載:2011.1)
トビスジヒメナミシャク(鳶筋姫波尺)シャクガ ナミシャク科
出現期:5〜11月 開張:14〜20mm

6月下旬のライトトラップ調査に飛んできました。写真は♂で♀は赤みが強いです。幼虫はギシギシで育ちます。

(掲載:2014.2)
ツマキナカジロナミシャク(褄黄中白波尺)  シャクガ科ナミシャク亜科
出現期:4月〜6月 10月〜12月 開張:24mm〜34mm

前翅の先に近いところが橙黄色で、中央部が白い蛾です。
幼虫はキク科、バラ科、タデ科などが知られています。
当初、近似種のマエキナカジロナミシャクとしましたが、マエキは山地性で東京都での記録が見つかりません。そこで、ツマキに修正します。翅の斑紋からの判定は困難でした。2013/3/27
(掲載:2012.1)
クロオビフユナミシャク(黒帯冬波尺) シャクガ科ナミシャク亜科

出現期:12〜1月(成虫〜卵越冬) 
開帳:♂35〜45mm ♀前翅長6mmに退化

12月中旬から1月にかけて発生します。夜行性です。♀の翅は退化しているものの、大きく目立ちます。幼虫はクヌギ、コナラ類にアラカシなど食べます。
発生数が少なく、三井の森公園での写真です。
(掲載:2013.3)
同 上

昼間に幹で休んでいる♂が見つかりました。写真は帯が淡い個体です。柏の宮公園では発生数が少ないです。

(写真追加:2014.2)
ナミスジフユナミシャク(波筋冬波尺)シャクガ科 ナミシャク亜科
出現期:12〜2月 開張:22〜37mm

柏の宮公園で2015年に♂が見つかりました。
写真は三井の森公園です。

(掲載:2014.2)
同 上

三井の森公園では比較的多いのですが、柏の宮公園では未記録でした。2014年の夜間調査で日本庭園内で♀が見つかりました。
フユシャクガの仲間でもナミシャク亜科は退化した翅が大きめです。

(掲載:2014.2)
セスジナミシャク(背筋波尺) シャクガ科ナミシャク亜科
出現2化:4〜10月(幼虫?越冬)開張:約25mm

白い筋が多く走り、地図のようです。アケビで育ちます。

(掲載:2016.9)
フトジマナミシャク(太縞波尺)  シャクガ科ナミシャク亜科
出現2化:6〜11月(成虫?越冬)開張:約20mm

開いた翅の中央部に黒味の太い横帯があります。ニンジン、ミツバ、アブラナ科で育ちます。

(掲載:2016.9)
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